インタビュー/記者会見

映画『KILLERS/キラーズ』来日記者会見イベント
"KILLERS Roppongi Session"
北村一輝、高梨臨、モー・ブラザーズ監督登場!

KILLERS01.jpg 12月20日(金)、都内港区のSuper Deluxeにて行なわれた映画『KILLERS/キラーズ』来日記者会見イベント“KILLERS Roppongi Session” に、主演の北村一輝と高梨臨、そしてモー・ブラザーズ(ティモ・ジャヤント、キモ・スタンボエル)監督が登場した。
上映されたフッテージ映像は、世界初解禁の映像。イベントの模様はUstreamにて配信、インドネシア同時通訳でインドネシアでもライブ配信された。サンダンス映画祭へ正式出品決定し1月20日の公式上映が世界プレミア上映となる。サンダンス映画祭出品を受けて各地で緊急公開が決定。日本では2月1日(土)公開、一方の舞台であるインドネシアでは2月6日(木)公開となる。

KILLERS02.jpg ●北村一輝
インドネシアの撮影はすごく未知なものでした。インドネシアはバリのイメージがあって、ジャカルタの街は知りませんでした。ジャカルタの街に行ってビックリしたのが町のパワー。7割が若者で右肩上がりになっているのを目の当たりにしました。撮影のスピードは日本の3倍。100点の状況の中で回す。デジタル化が進み、その場で編集したり、音も後で直す。とても新鮮で、そのスピード感の中ではテンションが保てやりやすかった。カメラワークのセンスはできあがりを観てビックリ。撮影中のこだわりや発想がクレイジー。現場をあったかく、いい感じでした。

KILLERS03.jpg ●高梨臨
日本の監督でも演出は全然違うと思いますが、監督がふたりということがいちばんの驚きでした。でも、現場での混乱はなくやりやすい現場でした。こういった刺激的な内容の映画は個人的には苦手ではなく、普段も観ます。
今回はいろいろと提案しながら演じられたので、楽しかったです。

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キモ・スタンボエル(左)ティモ・ジャヤント(右)
●モー・ブラザーズ(ティモ・ジャヤント)
日本での撮影は素晴らしかった。キャリアは長くないけど今までで最高の体験をさせてもらった。次回も日本で作りたいですね! 日本のイメージはポップカルチャーだったけど、実際はもっとすごかった。日本の映画が映画監督になるきっかけでしたが、黒澤明の『赤ひげ』を観たときに強く映画監督になりたいと思いました。

KILLERS05.jpg モー・ブラザース(キモ・スタンボエル)
インドネシア発合作は僕らにとって新しく素敵な体験でした。日本のスタッフとの作業はやりやすかった。プロジェクトがあればまたやりたい! 寒い冬だとしてもね(笑)。ホラー映画の制作には、日本の映画『リング』に多大なる影響を受けました。同じアジア人同士なので、日本の文化に共鳴するものがある。北村さんはすごい才能の持ち主。過去の出演作も拝見しましたが、役者のなかでも監督のビジョンを演じ切る、高い経験値を持った偉大な人物です。

KILLERS06.jpg ★モー ・ブラザーズ (ティモ・ジャヤント/キモ・スタンボエル)プロフィール
ティモ・ジャヤント、キモ・スタンボエルという実は血縁ではない親友二人組。2002年オーストラリアで通ったSCHOOL OF VISUAL ARTS映画学校で出会い、コンビを結成。2003年「ALONE」そして2007年「DARA」という異色スラッシャー短編で映画業界の脚光を浴びる。2009年、シンガポールの出資を受けて、スラッシャーの合作映画「MACABRE」(別名DARAの家)を完成し、同年の韓国プチョン映画祭で最優秀女優賞をはじめ、シッチェス 映画祭など数多くのファンタスティック映画祭に招待されている。アジア注目の若手クリエーター。「MACABRE」は世界10カ国以上で劇場公開が決まっており、北米の配給は『冷たい熱帯魚』のセイレント・メディアが担当。

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会場入口には映画をイメージした演出が……
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KILLERS10.jpg 若手映画作家の登竜門、タランティーノを発掘したサンダンス映画祭へ正式出品決定!!

日本とインドネシアの映画人が手を組み、かつてない<劇毒エンタテインメント>を誕生させた―――。
東京とジャカルタを舞台に繰り広げられる、おぞましくも美しい<宿命>のドラマ。殺しに魅せられた男たちの魂が海を超えて呼応したとき、血まみれのゲームが幕を開ける!!製作総指揮は、壮絶なアクションで世界を興奮させた『ザ・レイド』の監督ギャレス・エヴァンス。監督をギャレスが最も信頼を寄せる “モー・ブラザーズ”が務める。日本からは、『冷たい熱帯魚』『凶悪』を放ったプロデューサー陣が参加し、さらに『ザ・レイド』の製作チームも加わって国境を超えた刺激的なコラボレーションが実現した!!さらに、本作は2014年に開催のサンダンス映画祭への正式出品が決定!『ザ・レイド』の緊迫感溢れるバイオレンス描写、『冷たい熱帯魚』のエクストリームな猟奇テイスト、さらに『凶悪』の犯罪ノワール・ムードを濃密に漂わせる、空前絶後の<劇毒エンタテインメント>がここに誕生!
サンダンス映画祭を皮切りに、世界中の映画ファンを魅了する!

KILLERS11.jpg ■ストーリー
東京――。無機質な「処刑室」で、今日もまた1人の女が無残に殺された。鈍器で殴られた頭から鮮血がほとばしり、肉体が痙攣しながら動かなくなっていくさまを、じっくりとビデオカメラで撮影する野村(北村一輝)。彼はその一部始終を捉えた映像を編集し、インターネットの動画サイトにアップするのを習慣にしていた。
ある夜、いつものように殺しの獲物=若い女性を探していた野村の前に、歳の離れた姉弟・久恵(高梨臨)と宗一が現れる。久恵が、弟の宗一を道路の真ん中に立たせて死なせようとする光景を目にした野村は、2人に対して異常な興味を持ち始め、久恵の働く花屋を頻繁に訪れるようになる。久恵は、いじめられっこの宗一が野村になつく姿をみるうち、だんだんと彼に心を開き始めるのだった。

ジャカルタ――。フリー・ジャーナリストのバユ(オカ・アンタラ)は、正義感に溢れる勤勉実直な男。だが、町の有力者ダルマ(レイ・サヘタピー)の汚職事件を追求したことから卑劣な罠にはめられ、取材を断念。忸怩たる思いを抱えながらも、別居中の妻・ディナ(ルナ・マヤ)と娘・エリへの愛を支えに、灰色の日々を生き抜いていた。だが、あるときパソコンを開いていたバユの目に、日本人の若い女性が惨殺されるスナッフ・ビデオの映像が飛び込んでくる。嫌悪に顔をしかめながらも、画面から目を離すことができないバユ。何度もビデオを再生しながら、彼の中で危険な欲望が目覚め始める。

そんな折、バユはタクシー強盗に遭遇。拳銃を突きつけられ、命の危険にさらされたバユは、とっさの判断で強盗犯に反撃! 奪った銃で犯人を殺害してしまう。かつてない高揚感に包まれたバユは、死にゆく犯人の姿を携帯カメラで撮影。その映像をネットの動画サイトに投稿する。
「I Found You! 」
バユの撮った映像を発見した野村は、彼が自分の「仲間」だと直感し、バユへの接触を始める。頑なに拒絶しながらも、バユは今まで抑圧してきた暴力衝動を急速に目覚めさせていく。殺意は感染する――。
国の違いも、育った環境も超えて通じ合い、殺しにのめり込んでいく男たち。2人の殺人者が宿命の出会いを果たしたとき、血も凍るクライマックスが幕を開ける!


【関連記事】主演・北村一輝の劇毒エンタ『KILLERS/キラーズ』公開決定!


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製作総指揮:ギャレス・エバンス『ザ・レイド』
監督:モー・ブラザーズ
脚本:ティモ・ジャヤント、牛山拓二
製作:日活、ゲリラメラフィルムズ
協力:ポイント・セット
出演:北村一輝/オカ・アンタラ
高梨臨/ルナ・マヤ/黒川芽以/でんでん/レイ・サヘタピー
配給:日活
公式HP:www.killers-movie.com
公開:2014年2月1日(土)よりテアトル新宿ほか全国公開!
 

©2013 NIKKATSU/Guerilla Merah Films












エンタメ インタビュー/記者会見   記:  2013 / 12 / 24

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