インタビュー/記者会見

映画『D坂の殺人事件』完成披露試写会&舞台挨拶
謎の美女・祥子が映画初主演! 公の場に初登場!
窪田監督「魂を込めて演じていただきました」

Dsaka121_001b.jpg江戸川乱歩没後50年記念作品『D坂の殺人事件』が、キングレコード配給にて2月14日(土)ユーロスペースほかで公開が決定した。グラビアで話題沸騰の謎の美女・祥子が映画初主演にして、激しい情愛シーンに挑む官能サスペンス。名探偵・明智小五郎が初登場する名作推理小説がついに映画化。その完成披露試写会が1月21日(水)に都内港区のシネマート六本木にて行なわれ、公の場に初めて登場する主演・祥子の他、河合龍之介、木下ほうか、そして窪田将治監督が舞台挨拶に登場した。

Dsaka121_002.jpgMC:まずはご挨拶をお願いします。
祥子:待ちにまった完成披露試写会にたくさんの方にお集りいただいて、嬉しく思っております。ありがとうございます。
河合:完成披露試写会ということで、僕たちもまだ観ていないんです。そういったドキドキも混じっています。今日はよろしくお願いします。
木下:まあ、すっぽんぽんで……。一点自信があることが……僕はイイ“ケツ”をしていますので、そこに注目してください。
窪田監督:残念ながらその絵は写ってないです。
木下:えっ!!(会場笑)なんのためにすっぽんぽんに……。
窪田監督:乱歩没後50年記念作品です、楽しんで観てください。

Dsaka121_003.jpgDsaka121_004.jpgMC:「週刊ポスト」の人気グラビア連載「謎の美女シリーズ 祥子の事。」で話題沸騰の祥子さん。1月26日に写真集も出版されるとうかがっております。こちらがその写真集です。
窪田監督:ちょうだい!
祥子:本屋さんで買ってください(会場笑)。
MC:グラビアだけの謎の美女から遂にその神秘のベールを脱ぎ、映画初主演。撮影を終えられていかがですか?
祥子:スタッフのみなさんに気持ちよく撮影できる環境を作っていただきましたので、濡れ場はなんのためらいもなく、体当たりで演じることができました。
窪田監督:脚本の段階から大変だろうなとは思っていましたけど、魂を込めて演じていただきました。それが、スクリーンにも写っていると思います。
MC:役作りはいかがでしたか?
祥子:今回、緊縛をさせていただきまして、縄って悪くないなって。私の好きな相手が望むなら喜んで……(会場笑)
窪田監督:現場で開眼というよりフィッティングで……。

Dsaka121_005.jpgDsaka121_006.jpgMC:河合さん、今回の役どころはいかがでしたか?
河合:僕の役は、縄もありますが、“まっすぐな想い”といったところを演じました。祥子さんは今回、初主演ということでしたが、現場では逆に僕が引っ張ってもらった感じでに。彼女は目でお芝居をちゃんとされる方で、僕が嘘をつくと反応してくれないんです。僕が素直にならないといけない場面が多くあって、そこが面白かったですね。
祥子:とにかく相手の目を見てしっかりと伝えることは大切なことだと思っています。相手の方にもしっかりと見ていただきたいと思って。
MC:河合さん、調教されていくといったところはいかがでしたか?
河合:エロティックなシーンではありますけど、品があるというか、美しく仕上がっています。
窪田監督:映画の後半のシーンで、ふたりの芝居が近づいた瞬間があって、そこからどんどんと良くなっていきましたね。

Dsaka121_007.jpgDsaka121_008b.jpgMC:木下さん、祥子さんとの激しいシーンも見どころのひとつですが撮影を終わられていかがですか?
木下:緊縛は1日だけ先生のレッスンを受けて、その後の自主練習はクッションを使ってひとりで練習しました(笑)。かなり複雑な結び方で、芸術的なところもあります。祥子さんは、ためらわずにと言われましたが、僕はためらって、ずっと恥ずかしかった。
窪田監督:(木下さんには)最初にお願いした時からずっと「無理です。恥ずかしいです」って言われていました。
木下:祥子さんが大胆に向かい入れてくれたので、僕も大胆になれました(会場笑)。

Dsaka121_009b.jpgDsaka121_010.jpgMC:窪田監督が思う江戸川乱歩の魅力と、映画化についてお聞かせください。
窪田監督:原作のある映画は僕の作品の中では、乱歩だけなんです。今回が2作目。乱歩の作品は原作に想像する余地があり、読み手の想像力が膨らむんです。その部分を紡いでいく作業が楽しい。
1998年に実相寺昭雄監督で映画化されていますが、その時は別の原作を足して作られていて、今回はそのリメイクではなく、原作に近い感じに仕上がっています。少々、違う作品も入っていますが、その部分は観ていただければわかると思います。映画の見どころは、3人が心の束縛を仕合う場面で、その部分と緊縛とを合わせて映像にしています。体は縛られているけど心は縛られていない、逆に体は縛られてはいないけど、心は縛られているといった感じです。

Dsaka121_011.jpgDsaka121_012.jpgMC:最後に祥子さんよりメッセージをお願いします。
祥子:体当たりで挑んだ濡れ場シーンでの私の吐息を一緒に感じてください。よろしくお願いします。

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監督・脚本・編集:窪田将治
出演:祥子 河合龍之介 草野康太/大谷英子 仁科貴/近藤芳正 木下ほうか
原作:江戸川乱歩「D坂の殺人事件」
製作:キングレコード
企画・制作プロダクション:FAITHentertainment
企画協力:講談社・フライデー編集部
制作協力:サモワール
配給・宣伝:キングレコード
配給協力:ブラウニー
公開:2015年2月14日(土)ユーロスペースほか全国順次公開

 

©2015キングレコード











エンタメ インタビュー/記者会見   記:  2015 / 01 / 26

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