【魅力的な建物】 胸キュンのシェーンブルン宮殿

オーストリア・ウィーン

toku161114_01b.jpgテレビでウィーン特集をすると必ずや登場するのが、17世紀の末に皇帝レオポルド1世の命で建てられたバロック様式の夏の離宮として使われていたシェーンブルン宮殿でしょう。主に狩猟目的でしたが、国家試験でパスするのが難関と言われるガイドの資格は、1時間以上に及ぶシェーンブルン宮殿の歴史を覚えこむのがメインというのだから。オーストリアにとってどれだけ重要なポジションにあるのかお分かりでしょう。さすがにユネスコの世界遺産に登録されているだけのことがありますね。

オーストリアは四国くらいの小さな国にすぎませんが、「戦争は他国にやらせて、幸福なオーストリア人は結婚せよ」をモットーに唱えたのが、15世紀に神聖ローマ帝国の皇帝だったマキシミリアン1世です。その言葉通りに国際結婚をさせて他国の王族との婚姻政策を打ち出して、領土を拡大していきました。結果、スペイン、ハンガリーにまで及ぶ大領地を手に入れて「日没なき大帝国」というタイトルを得ました。

その後はふたつの世界大戦で領土が縮小されてしまい、600年以上も続いたハプスブルグ政権が崩壊し、1945年に無条件降伏して7年間ナチスの支配下に置かれてしまいます。

そんな宮殿をはるか彼の東京で目にすると胸がキュンとなってしまいます。
私がオーストリア人の今は亡き夫と新居を構えたのが、シェーンブルン宮殿の見えるマンションでしたから。住所も翻訳すると「宮殿通りで、まさにシェーンブルン宮殿と同じ住所です。画家だった夫は宮殿の見える部屋に、私のピアノも置いてアトリエにしていました。四季折々の景色に飽きる日は1日もなく、そこで二人の子どもたちもすくすく育ちました。二人とも、宮殿の中にある幼稚園に通っていました。道並みにマロニエの木が立ち並ぶロマンチックな道が通園路でした。マリー・アントアネットが世界中の動物を見たいと言い出したので作らせたと言われている「世界最古の動物園」も年間パスポートを作ってどれだけ通ったかしれません。夏は大きなプールで楽しみ、私たち親子はたくさんのサンドイッチやワイン、果物」までクーラーボックスに入れて秘密の場所を見つけてピクニックまでしました。

夫は田舎の親戚がウィーンに来ると宮殿の眺めを僕たちの庭なんだよ!と自慢していました。私たちにとってかけがいのない思い出。マンションはそのまま成人した息子に託しているので宮殿マンションにはいつでも帰れるものの、私にとって世界で最高の素敵な場所、それがシェーンブルン宮殿なのです。

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特集 特集記事   記:  2016 / 11 / 14

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