あきることなく買い物三昧

日本が恋しくなるとき――ラーメンへの愛

フィンランド・ヘルシンキ

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Wrong Ramen、いわゆるまちがいラーメン。
うん、間違っています
ああ、日本食が恋しい。

と言うと、たいてい「テンプラが食べたい? それなら、○○レストランで食べられるよ」とか「スシ? デパートのデリカテッセンに行ってごらんよ」とご教示いただく。はい、テンプラもスシも、もちろん食べたい。でも近ごろでは、テンプラやスシはたいていの日本食レストランで食べられるし、それほど値がはるものでもない。回転寿司だって楽しめるのだ。もっと日常的な食べ物で、でも、自宅で作るのが難しい日本食があるんです。
それは、ラーメン。

映画『南極料理人』(監督:沖田修一)のなかで、ある隊員が持ち込みインスタントラーメンを食べつくしたあと、涙ながらに訴える。
「僕の体は、ラーメンで出来てるんだよ......」

もちろん、中華料理店に行けば、かなり日本のラーメンに近いものが食べられる。フィンランドには、「Wrong Noodle」という名の麺類レストランがあり、そこでは『Japanese ramen』なるメニューもある。しかし、店の名前のとおり、まさに"Wrong ramen(まちがいラーメン?)"で、もう一度食べようという気分にはならない。マレーシア系中国人が経営する中華料理店の多いヘルシンキでは、スープ麺も楽しめる。ワンタン麺などは、かなり美味しくて、くせになる味だ。しかし! やはり日本のラーメンとは何かが違うのである。

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フォーやトムヤンクンスープ麺コーナーもあります。
でも今日は素通り
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居並ぶ『出前一丁』。
いざというときはこのコーナーへ駆け込む
いてもたってもいられなくなったら、アジア食品店に駆け込む。こんなときには、ベトナムのフォーやタイのトムヤンクンスープ麺には目もくれない。とにかく食べたいのは、日本のラーメンなのである。最近では、さまざまなインスタントラーメンが手に入る。日本から高い送料をかけて『カップヌードル』を送ってもらう必要はないし、『出前一丁』だって気軽に購入できる。しかし! やっぱりお店のラーメンでないと、だめなのである。

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謎が謎を呼ぶ上蓋。「鮮度の強化」とは?
コシのある麺と何日もかけて煮込んだ特製スープ。地方や店の個性が現れるさまざまな具。「ラーメン、餃子とビール1本」とちょっとうつむき加減で注文し、餃子を食べつつビールを飲みつつ、ラーメンを待つ。目の前にラーメンが置かれたら、すぐさまズズッ?と食べ始めて、正味15分から20分程度の過程。この濃厚な過程が恋しいのである。たかがラーメン、されどラーメン。
帰国したら、いちばん最初に発する言葉、それは......
「味噌ラーメンと餃子、そしてビール!」(筆者は札幌出身である。念のため)











特集 あきることなく買い物三昧   記:  2011 / 10 / 17

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