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メダリストも登場! 五輪だ、スポーツだ!!なQ5

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さあもうすぐスポーツの祭典オリンピックのロンドン大会が開幕だ! 期待される種目も多い我が国ニッポン、英国との時差マイナス9時間をもろともせずにみんなでテレビに釘付けになりましょう。さてそんな今回はスポーツをする人に登場いただきますが、なんと栄えあるメダリストもご登場。お家芸とされるレスリングでふたつのメダルを獲得されたこの方からどうぞ!

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1・職業は会社員、赤石光生、47歳。休日に日本大学レスリング部のコーチをしています。競技はレスリングフリースタイル。ロス五輪は62kg級、ソウル五輪・バルセロナ五輪では68kg級でした。
2・光星学院高校レスリング部からスカウトされたのがきっかけ。中学校までは柔道をやっていました。
3・日本でのライバルは、1つ年上の原喜彦さん(日本体育大学出身)でした。海外では、ダントツでロシアのアルセン・ファザエフ。 ソウル、バルセロナ五輪の68kg級の金メダリストです。彼に掴まれると、タコのように吸いついて全く組み手が切れなかったのが記憶に鮮明に残っています。
4・ロス五輪の時はまだ19歳でしたから、何もかもが新鮮でした。選手村や試合会場に入る時は必ず持ちもの検査と身体検査があったり、選手村が金網で仕切られていたりで、随分警備が厳重だなと驚きました。選手村の中には、レストランやショップなどがあり、まるで小さな町といった印象を受けました。
5・今、女子レスリングは非常に盛り上がっていますが、男子の注目度はいまひとつ。ぜひ男の子にレスリングをやってもらい、未来のスター選手になってもらいたいです。


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1・陸上の十種競技を学生時代、高校、大学とでやっておりました。10年前までになります。十種はトラック競技(100m、400m=初日。110mH、1500m=2日目)と、フィールド競技(走り幅跳び、砲丸投げ、走り高跳び=初日。円盤投げ、棒高跳び、やり投げ=2日目)を2日でこなすという競技なので、さすがに現役ではできません(笑)。今は運動関連の仕事をしておりますが、サービス業なので特定個人として露出してはいけないという上の判断で名前はあだ名のこーちゃん、写真はご勘弁ください
2・いま挙げた競技でおわかりかと思いますが、最初から十種競技を始める人はいません。これはスキーなどでもおなじみの複合種目はみんなそうでしょうね。私は元々ガタイも良かったことから、砲丸を中心にパワー系の投擲種目を専攻していました。ですが、走る競技もそこそここなせたことから、複合種目である十種に取り組むことにしたのですね。......先に言っちゃいますが(笑)、オリンピックに出るような選手は単独の種目でも各国代表の一歩手前クラスの実力を兼ね揃えています。しかし、私くらいだと絵に描いたような「帯に短したすきに長し」でしたね(笑)。投擲系よりもラン系の得点比率が高いのも辛かったです
3・ライバルなんてとんでもないですが、アメリカの十種競技の選手でブライアン・クレイ選手。この選手は日系の方で、しかも同じ歳なのですが、04年のアテネオリンピックで銀メダルを獲得しました。まだ現役でしたからアメリカとはいえ日系の選手が十種競技で......と感動しました。そして4年後の北京では金メダルですからね。これは尊敬といいますか、憧れですね
4・十種でも他の競技のことでもなくてすみませんが、バルセロナオリンピックの開会式ですね。他のセレモニーは何も覚えていないのですが(笑)、聖火を弓で放ったあのシーンです。小学生ながらに感動しました
5・今まさに宣伝できる競技だと思いますが、今回のロンドンオリンピックに右代啓祐選手が日本人としては48年ぶりに出場します。右代選手のベスト記録だと、冷静な目ではいわゆる"準決勝レベル"ですが......しかし、出場の意義は大きいです。あまり目立つ競技ではありませんが、中継でぜひ右代選手に注目ください


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(左)07年大阪世界陸上に参戦したこーちゃん憧れのブライアン・クレイ選手。(右)東京以来となる五輪出場を果たす右代啓祐選手(jaafより)


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1・蒲田で隠居して酒を飲んでおります(笑)、上山幸男65歳。クレー射撃を40年近くやってます
2・完全に趣味から入りました。銃で何かを撃つ......というのは、職業的に限られてますでしょ。警察と自衛隊とあと......ね(笑)。それと陸上や水泳、スキーとかと違って、やったことがない人が大多数。たとえば僕がQちゃんとマラソンやったら100%負けますし、田村(谷)亮子と組んだら一瞬で投げられます。でも銃だったらおそらくお互いにやったことない分、僕のほうが才能があるかもしれない。それでひょっとしたらオリンピックに......なんてことも思いましたよ。才能もなにもなかったですけれどね(笑)。ちょうど、ドリフターズがみんなで趣味で始めたりしたときで、少し注目された時期でもありましたね
3・麻生太郎(笑)。いま思えば、ですけれどね。協会(日本クレー射撃協会)の現会長でもある麻生さんはモントリオールオリンピックに出場されていますし、僕も同年代ですからね。サングラスをして銃を構える、家柄もあるのかその様がとても似合っていましたね。ご本人を見たのは大会で一度だけですが、総理大臣になるかならないかのときにサーッとそのときのことを思い出しました
4・クレー射撃だけでなく、オリンピック全体でも東京オリンピックも見ているくらいですからね(笑)。いろいろありますが......8年前のギリシャで山本博さんがアーチェリーで銀メダルを取ったときですね。やはり的に当てる競技は気になるんです(笑)。彼はロサンゼルスでも銅メダルを取ってるし、20年を経て銀メダルになった。だから12年後には金メダルをって......あ、実は娘が当時通っていた高校の先生だったんですよ。そのときに声を掛けたことがあるので、いま会ったらそう応援してあげたいですね
5・銃を持つには免許がいりますし、弾にもお金がかかるんです(笑)。だから銃系の有望な選手は訓練で撃てる組織の所属が多いのですね。それだけにハードルは高いと思われているかもしれませんが、ロンドンにも中山由起枝選手がトラップ(1枚ずつ円盤が飛ぶ競技)で出場しますので、競技をぜひ見てみてください


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あまり見る機会のない?クレー射撃の円盤


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1・野球部門から来ました黒沢直美、編集者をやっています。『旅ゆけば博打メシ』の黒須田守編集長とともに、『BOATBoy』も作っております。野球は小学校から、いまは『どぐされ野球団』というチームで草野球をやっております
2・これは『ドカベン』なんですね。秋田のいたいけな少年もハマってしまいました。なのでポジションはずーっと山田太郎と一緒のキャッチャー。いまはケガをしたこともあって内野か外野ですけどね。中学校のときは1年生なのにキャッチャーでレギュラーになってしまいました。で、ピッチャーも1年生。上級生のバッテリーをいきなり全否定(笑)。これは喜んでいいのだか悪いのだか、でして……
3・そうですね……高校では野球はお休みしちゃったんですよ。高校でもやっていれば、甲子園に行くような強豪校を挙げるのですがね。なにせ落合博満も出た秋田県ですし。なので憧れになってしまいますが、いま話題の(笑)原辰徳。巨人党でもありますし、同年代です。弾丸ライナーで飛んでいくホームランもいいですが、原のような放物線を描く打球が好きなんですよ。王貞治さんが引退したのが小学校のときで、中畑清や篠塚利夫(和典)が台頭してきたころに原も入団。王・長嶋以降の巨人を応援し始めるにはど真ん中の時期だったと思います
20120629b_pict2.jpg 4・野球だと公開種目のときに金メダルがありますが、あまりいい思い出がないですよね。ついにロンドンではなくなっちゃいましたし。なので個人的な思い出としてはモハメド・アリが聖火の最終ランナーだったアトランタオリンピックと、ロサンゼルスオリンピックですね。柔道の山下泰裕の金メダルは興奮しましたよね。柔道はやはり日本発祥の競技ですから、全種目で金メダルのつもりでぶつかっていってほしいです
5・これはやはりですね、試合後のビールのうまさに他ならないのですよ(笑)。どんなスポーツでもおいしいでしょうが、野球の場合は最低でも9人寄ってみんなで飲める。その楽しさがあるから野球をやってる……って、たぶんこのオススメは期待されてない気がします。よろしい?



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スティックを掲げたりしてはいけません

1・石田光希、27歳です。驚かれる、というか笑われそうですが、ゲートボールをやっています。おなじみ......かどうかは自信がありませんが(笑)、5人制のチームにも入っていますが、主に3人制の『チームパドブレ』として活動しています。ちなみに2人制と3人制のゲートボールは「リレーション」という競技名になります。知らないでしょ、誰も(自虐)
2・父親がゴルフをやっていて、小学校のときによくグラウンドゴルフとかパターゴルフ場に一緒に行っていたんですね。で、中学校のクラブ活動......部活とはまた違って、部活ではテニス部でしたが、クラブ活動でパットゴルフとゲートボールがセットだったんですね。そこで出会いました。最初はご多分に漏れずおじいちゃんがやるものと思ってましたが、プレーしてみるとかなり戦略性がある。ゲームとしては3箇所のゲートを通した上でポールに当てるように進んでいくのですが、進むよりもいかに相手を邪魔するかが戦略として重要なんですね。陰険なんですよ。それが性に合っている......のかもしれません(笑)
3・ゲートボール連合の試合もエントリーできるわけですが、基本的には"草ゲートボール"が多いわけです。そうなるとまあ、じいちゃん連中との試合が多いわけです。僕らは5人制だと上が35歳ですからね、なんか若さで勝てるような気がするんですが、強いんですよご老人連中は。意地が悪いのですかね......いや悪いのですよ(笑)。いま4年に1度、世界ゲートボール選手権があるのですが、2010年の大会だけでなくたいてい中国チームが上位独占ですから。ですから、って言われても困りますかね。まあ僕らの場合は「中国のチームがライバル」なんて言っても始まりませんから、6月17日に負けた「森町内会チーム」が当面のライバルです。ここみんな60歳以上のおじいちゃんとおばあちゃんです
20120629b_pict4.jpg 4・ゲートボールはまだ国体の種目にもなっていないですからね、オリンピックなんて夢のまた夢だなあ......。似ている種目......と言っていいのかわかりませんが、思い出は長野オリンピックでのカーリング男子ですね。日本チームが3位決定戦まで進んで、最後の日本のショットが数センチの差でポイントにならずに負けてしまった。ゲートボールの場合、スタートで目の前の第1ゲートを通さないと、ずーっとスタート地点から打ち直しになってしまうんです。僕、けっこうそこで躓いたりするのでそのときは思い出してしまう。ネガティブですけどね(笑)。長野の中心選手はまだ現役なんですか(敦賀信人選手)? すごいですね。ゲートボールは完全に生涯スポーツですから、丈夫なうちは頑張りたいですね
5・同年代に薦めるのってすごく難しいのはわかってます(笑)。本当にお手軽な競技ですし、ゲーム感覚で体験してもらいたいですね。来たれ意地悪な人! 誰も来ないか、それじゃ(笑)。それで殺到されても困る(笑)













読み物 BigUp   記:  2012 / 06 / 29

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