これが Momi Style

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<コートドレス3連発>

momiVol.269_001.jpgこの春夏はだいぶ流れが変わったなぁと思います。
ずっと言われていたデニムも本格復活ですし、街でもコートドレスの人を随分と見かけます。
Tシャツもパンツもみんなシルエットが体から離れ、ゆったりしています。
世の中色々な辛いことが多いから気持ちだけでもリラックスという事なのでしょうか。

九州での地震も心痛むことです。1回の揺れだけでも心が潰れそうになるのに、あんなに揺れては心身とも緊張しっぱなしでどんなにか辛いことでしょう。何とか踏ん張って1歩を踏み出すためにも早く揺れがおさまります様にと思います。

地震の数日後から広島に出掛ける準備は、思いの外難航。
1つの理由は何時もだと6月にイベントをしていましたが、今回はぐっと繰り上がって4月ということ。季節が違うのです。いつも梅雨時にしてはひどい目に遭ったことはありませんが、それでも広島の夏。暑さと湿気、そして冷房対策も欠かせません。
大体ノースリーブの上に何か羽織る 的な格好でしょうか。そう言う類は充実して持っている様に思います。
が、不安定なこの時期は朝起きてみないと何を着るか決まらないですね。カンタンに前日との差が10℃とかにもなったりしますから。
2つ目はモードの流れがこうも変わってしまうと手持ちから着れそうなものを探し出すのもタイヘン。ポイントとなるものだけを上手く足して何とかしたいものですが、結構難しい...
ウィンドウにディスプレイされている様なコートドレスを羽織ったスタイルでは、ゆるすぎて気分ではありません。
"羽織る" というのはイケてる気がします。でももう少しシャキッと感やスパイシーにしたいものです。羽織るものの丈が長いので "動き" も大事ですね。
で、集めた3点は結構すごいバリエーションになりました。

momiVol.269_002.jpg 意外と重量感ある綿ニットのロングジレ。ちょっと燕尾を連想させるスタイリッシュなシルエット。重い割に形が崩れないドライな素材です。

ギャラリーで出会った麻ガーゼのワンピ。たっぷりのエンパイアと楊柳 (糸の性質を利用して細かい縦ジワを出した生地) が ちょっとノスタルジック?? 清潔感ある良い白です。蚊帳の様に透けるのとシルエットから、中のものはかなり気を使います。前が閉じたタイプでしたのでカントリーにならない様、前を開けてもらいました。作家ものならの技ですね。

そしてかなり印象的な1点は所謂ブランドものでした。手が届かないと思いつつ覗いた店内は感激の嵐。ずっと素晴らしいコレクションを出し続けていますが、今年は特に圧巻です。今シーズンのベストコレクションです。 (久しぶりにベストコレクション宣言!) 私が今年追いかけている TRAVEL に何とぴったりなことか! ?オリエンタルでありながら洗練され、ゆるい様で計算しつくされ、不思議な色合わせが何とも魅力的。
TRAVEL のイメージをどこの国と限定していないと言いながらも、何処となく南の海が頭を占めていましたが、あ〜今年はオリエンタルもいいんだ、と気づきを与えてくれました。
欧米人は好きなテーマですが、日本人は苦手ですよね。どうもクールにはこなせない。それが全然OKなんです! ?バティックの様なプリントも、サテンジャカードも、タトゥーを思わせる透けた柄ものも、コテコテスパンコールも、ショッキングピンクの見せブラも! そして私が手にしたチュールのオーバードレス。超ロマンティックディテールとシャツシルエットにオリエンタルカラー。たまりませんね。その上、背伸びすれば手が届きそうではありませんか!
ディスプレイは白いキャミワンピとセットされていましたが、私はデニムと合わせますよ。タウンですからね。これがまたターコイズと合うんですよねー。
更に柄ものを合わせる所も今シーズンの着方。出来たら柄×柄でいきたいですね。ホント、今までの私ではあり得ないことですw

momiVol.269_003.jpg そんなこんなで乗り切った広島。
お仕事しながらも歩き回り、食べ回り、しゃべりまくり。
話しはついつい九州に向きますが、何かあったら広島に来て!の言葉にウルっと来ます。ここは腹の据わり方が違います。しかしどうやってたどり着くかが問題だぁ。
カープの歴史といかに市民に支えられ、特にファミリー層の応援が多いかを聞けたのはちょっとした感激ですらありました。カープファンになっちゃおうかな??
お次はJIKE STUDIO ですよ!


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『ライン――えんどうもみ展』の様子はこちら
松屋銀座2013 Autumn Collectionの様子はこちら
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