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こぐれひでこの「いただきもの日記」
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タイ・チェンマイの旅
   

「D2 HOTEL」
夜8時頃、チェンマイの宿泊先D2 HOTELへ到着。同じアジアとはいえ、家を出てから要した時間は約16時間。遠いね。ホテルのイメージカラーはオレンジ。部屋にもオレンジ色の椅子が備え付けられている。このホテルはできたてのほやほや。サロン、ベッドルーム、バスルーム、それぞれがとんでもなく広い。40平米以上はあるだろう。

D2 HOTEL

   

「白い仏塔」
朝、同行の山本ちえ&近田まりこ(別々の部屋に泊まっている)はまだ眠っているだろうと思い、一人で町へ出る。銀行で両替(1バーツ=3,34円くらい)。
中心の道路と思われるターぺ通りを歩く。紳士服店のマネキン、ちょっと不思議な雰囲気。眼鏡店前にある噴水は何の為なのだろう(風水か?)。
お寺があったので入ってみると、白い仏塔の真ん中に愛らしい姿の仏像がいた。

紳士服店のマネキン
噴水
白い仏塔

   

「ワット・プラ・シン」
旧市街へ入り込み、チェンマイ最大のお寺・ワット・プラ・シンで、お供え物を購入しようと値段を尋ねると・・・お志で!と言われる(タイ語、全然分からないのだが、多分そう言ったはず)。100バーツお賽銭箱に入れて、お詣りをする。金色に輝く大仏様の回りには、トイレットペーパー果物などのご供物が捧げられていて、日本のお寺と微妙に違う感じだ。
オレンジ色の袈裟を身にまとった若い僧侶があちこちに見える。タイだなあ、と思う。
境内には三輪車のタクシー・トゥクトゥクが客の呼び込みをやっている。ベトナムと違い、呼び込みはしつこくない。ありがたい! 

ワット・プラ・シン
僧侶 タクシー・トゥクトゥク

   

「食堂・学校」
通りにある掘っ立て小屋のような食堂を覗くと、意外なことにとても清潔。お坊さんの学校の中に巨大な岩を発見。もしかしてこれは仏塔なのだろうか。初めて訪れたタイで見るものは珍しくて懐かしい感じ。さて、この町はどんな驚きを私に与えてくれるのだろうか。

食堂 学校
屋台

   

「市場」
覆面を着けたマネキンまたもや一人で朝の散歩に出る。目指すはワロロットという名の市場だ。タイは南国、そう信じ切ってきたけれど、夜のチェンマイは意外に寒い(異常気象だというニュースもあるが)。乾期なので、道から巻き上がる土埃が結構辛い。地元の人たちも辛いのだろう・・・こんな覆面を着けたマネキンが並んでいた。


活気溢れる市場をワクワクしながら歩き回る。もち米を蒸すためのカゴ、漬けもの、魚の干物、珍しい形の果物や野菜を並べた店が軒を並べた市場を、徒歩の買い物客、バイクの買い物客が窮屈そうに歩いている。豚頭部と対面。豚君を哀れに思う。
もち米を蒸すためのカゴ、漬けもの、魚の干物、珍しい形の果物や野菜
豚頭部
蓮の花のブーケ 蓮の花托ブーケ
ピン川沿いの道は花売り場。蓮の花のブーケを発見して興奮。即買い込む。ホテルの部屋に飾っておこうと思ったのである。蓮の花托ブーケも発見。即買い込む。おそらく仏前にお供えするためのものなのだろう。こんな素敵なブーケ、今まで見たことがない。花瓶の代わりにステンレスのビンを購入。部屋に飾った。素敵だ。

   

カラオケレディ【バーンロムサイ】
町のあちこちにカラオケクラブ・・・と言ったらいいのだろうか、カラオケレディたちが応対してくれると思われるクラブがあって、夜になるとレディたちは道に品評会のように並んでいる。日中の店の壁にはレディたちのポスターが貼ってある。そのポスターの前でポーズを真似してみましたが・・・うまくいきませんでした。

午後、友人・小渕ももさん(チェンマイ在住のイラストレーター)が迎えに来てくれて、郊外にあるバーンロムサイへ行く(HIVの子供たちを支援する施設。代表者:名取美和さん。たびたびテレビで紹介されているので、ご覧になった方も多いかもしれません)
http://www.banromsai.jp/info.html
ももさんはバーンロムサイから一本道を隔てた家に1年ほど前から住んでいる。南国らしい風の抜ける家だ。バーンロムサイまで来る途中の市場で、蛙の丸焼きする屋台を目撃! ちょっとした衝撃だ。

小渕ももさん
市場 蛙の丸焼き

バーンロムサイの敷地内には子供たちの暮らす家、縫製作業場(洋服やぬいぐるみの熊などを作っている)、働く人たちの家などが点在していて、緑豊かな美しい場所だ。奥の方にはプールやゲストルームもあって、高級リゾート地のような佇まい。

バーンロムサイ
バーンロムサイ

   

【朝の散歩】
またもや一人で朝の散歩(私は他の二名より早起き。年上だからか?)。街角にはきらびやかに飾られた祠がある。舗道の縁石にペンキを塗る人たちがいる。小道を歩いていくと「翡翠の仏像」があるというお寺の前に出たので、お詣りする。昨日行ったワット・プラ・シンとは違い、静かなお寺だ。西洋人が一人、説明を聞いていた。庭にタイルの椅子とテーブルがあったので、そこでひと休み。またもやワロロット市場へ行く。道端の落花生売り、バナナを焼くおばさん、合い鍵屋の屋台に貼られているポスターはムエタイ(タイ式キックボクシング)なのだろうか、うらぶれた感じに好感を抱く。市場に統一感が漂っているのは、皆さん陳列台にバナナの葉を使用しているせいなのだろうか、とても美しい。ワロロット市場を上から見下ろすとこんな感じ。

祠 舗道の縁石にペンキを塗る人
タイルの椅子とテーブル バナナを焼くおばさん
合い鍵屋の屋台 ワロロット市場

   

【タマリンド・ヴィレッジ】
毎日、3名揃うのは、昼の12時近く。ホテルのロビー集合である。オシャレな繁華街・ニマンヘミン通り(ホテルからは遠い)で昼食し、アロマブティックで買い物。赤バス(乗り合いバスなのだがどこでも載せてくれ、行きたいところまで運んでくれる)に乗って旧市街へ移動。ワット・プラ・シンへお詣りし、ラチャダムノエン通りをぶらぶら。タマリンド・ヴィレッジ(緑に包まれた素敵なホテル)のプールサイドでビールを飲む。セーターを着ていても寒いというのに、プールでは西洋人の家族が泳いでいる(当然震えながらであるが)。この道は土、日、歩行者天国になり、屋台が並ぶのだそう。ちらほらと屋台や楽団たちがスタンバイしている。

タマリンド・ヴィレッジ 屋台
屋台や楽団たち

   

【レストラン「フゥエン・スンタリー」】
夕食、ピン川沿いにある「フゥエン・スンタリー」というレストランへ行くと、大きなステージがあって、舞台には大きなプミポン国王の写真が飾られていた。街角、学校、市役所、郵便局・・・国王の写真はどこにでもある。この国では国王の人気が絶大!

フゥエン・スンタリー

   

【ラチャマンカホテル】
朝、一人で散歩中、テレサテンが最後の日々を過ごしたというMae PingHotel前を通りかかったので、近くを流れる川(どぶ川)の橋(欄干にはネズミの親子の像がある)に佇み、ヒット曲「つぐない」を歌い、彼女の冥福を祈った。
Mae PingHotel前

昼食に訪れたのは、旧市街地にある「ラチャマンカホテル」(10月にちえが宿泊していた)。中国風インテリア(しかしとってもシックなセンス!)の素晴らしいホテルだ。もしもまたチェンマイへ来ることがあるとしたら、ここに泊まりたいと思った。

アモーラホテル(旧市街のお堀の外にある)内のスパでオイルマッサージ。ホテルのロビーではX’masイブ・パーティが準備中であった。クリスマス商戦というような感じ、どこにも見受けられなかったのに、このホテルだけは異質。マッサージを済ませてロビーに来ると、サンタクロースのおじさんとお姉さんが衣装を付けてはしゃいでいた(客は西洋人ばかりなり)。

ラチャマンカホテル
アモーラホテル

歩行者天国の夜店
旧市街へ戻り、歩行者天国の夜店で夕食。竹筒に詰めて蒸し焼きにしたもち米を食べた。フーン、こんな調理の仕方もあるんだねえ、と感心。

   

【ムアンマイ】
朝起きて、今朝はどこに行ったらいいのやら・・・と思う。ワロロット市場は2度も行ってしまったし・・・地図を眺めていたら、その上の方にもう一つ、ムアンマイという名の市場があった。トゥクトゥクで到着したその市場は、ワロロットの活気など足下にも及ばないすごさ。フクロタケに似ている茸、魚業者、緑の野菜、ニンニク&エシャロットの店、鶏肉の部位すべてを揃えた店、コブみかんの葉、トウガラシ専門店、などなど、野菜も魚もピチピチの捕れ捕れ、という感じ。奥まで足を踏み入れてみると、パイナップルの山、スイカの山、メロンの山・・・同種の果物がうずたかく積まれていた。奥まった地域は卸部門だったのである。興奮して歩き回る。市場の端っこにバナナ関係の店が並んでいた。バナナの花、バナナの葉、バナナの茎(これも食べるそうです)・・・これはホントに楽しい市場だ。

橋を渡って対岸へ。気持ちよさそうなカフェ・Reginaでカプチーノを飲んだら、大変に美味。川沿いの庭で、しばし憩う。
ムアンマイ
ムアンマイ
ムアンマイ
ムアンマイ
ムアンマイ
ムアンマイ
ムアンマイ

   

【国立博物館】
5日間、チェンマイの町を歩いてしまったので、町の外にある国立博物館へ足を伸ばす(トゥクトゥクで)。町中にあるお寺の仏像は金ぴかすぎて、枯れた味わいの仏像をありがたがる私にはどうもピンとこないものがあるのだが、博物館に陳列されていた6世紀から15,16世紀の仏頭は枯れていてイイ。しかし、撮影禁止だったので簡単スケッチをいたしました。(下手くそですが)。
国立博物館

バーンロムサイの名取さんたちと夕食。名取さんと会うの、約30年ぶり。懐かしい、懐かしい、と喜び合った。
名取さんたちと夕食

   

【エレファント・キャンプ】
朝8時、エレファント・キャンプへ出発する。一行は同じホテルに宿泊するインド人、フィリピン人、ポルトガル人、日本人の総勢13名。象の入浴見学後、筏に乗って川下りをする。昼食後、象の背中に乗って1時間ほどの散歩。象の背中は高い。象から降りてこぶ牛の牛車で出発地点に戻る。チェンマイを訪れるまで私は、チェンマイの町近くには象がいっぱい歩いていて、人々と親密に暮らしているのかと思っていたが、そんなことはなかった。象はこんな場所で厳しく調教されて、観光客の相手をしているだけだった。ちょっと切ない気持ちになる。
象入浴 川下り
象ライディング
コブ牛車

   

【エキサイティング・スポット】
残されたチェンマイの日はあと2日。これまでの7日間で一番興奮したムアンマイ市場へ行くことにした。小さくて瑞々しい色のニガウリ、ピンクの果物、エビやトウガラシのペースト店、哀れな豚君にまたもや対面。やっぱりイイ、市場はイイ。アジアの市場はエキサイティング・スポットだ。ワロロット市場へも出向き、花売り場で蓮のブーケをまじまじと観察する。こんなブーケ、日本でも売っていたらいいのになあ・・・。
ニガウリ ピンクの果物
ペースト屋 赤いトウガラシ
赤い野菜 哀れ豚君 マンゴスチン
蓮のブーケ

   

【コップンカー】
蓮のブーケチェンマイ最後の日。私の部屋を飾ってくれていた蓮のブーケはこんな悲しい姿になりましたコップンカー(ありがとう)と言いながら、ブーケをゴミ箱に捨て、チェンマイ空港へと向かったのでした。



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