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こぐれひでこの「いただきもの日記」
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ドイツ・ワールドカップの旅

6月10日から27日まで、日本代表を応援するため、ドイツを中心に旅してきました。勝てなかったのは残念だけど、みんなよく頑張ったね!と褒めたい気分で一杯です。中田ヒデ選手、引退を決意というニュースが今日(7月4日)入ってきてさみしい気分。ブラジル戦の後、ピッチに寝ていた中田君の姿が蘇りました(彼の姿を見ながら、あのとき私も涙がにじんだ)。

カイザースラウテルン市のインフォメーションでもらった日の丸の小旗
試合当日に道行くおじさんから手渡された日の丸の旗

さて、16日間も過ごしたというのに、いただいたものはたったの4個。カイザースラウテルン市のインフォメーションでもらった日の丸の小旗(徹君の写真)、試合当日に道行くおじさんから手渡された日の丸の旗、そして同じ日にドイツ人から手渡されたキリスト教の布教パンフレット、ブラジル戦の日にドイツ人からもらったスタジアムの空気が詰まっている缶詰….以上です。物質的ないただきものは少なかったけれど、旅先でいろんなことやものに出会って、形じゃないいただきものをしてきたので、しばらくは旅の報告をします。変則的ですが、お許しを!

ドイツ人から手渡されたキリスト教の布教パンフレット
スタジアムの空気が詰まっている缶詰

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「Kaiserslautern」

オーストラリア戦前日、町を歩いていたら火星人のような一つ目小僧に遭遇。子供たちは夢中でした。

町の中のホテルはどこも予約が取れず、町から40キロも離れた山の中のホテルに滞在。食事は不味かったけど、快適な環境だった。

試合当日、町の中で同じホテルに泊まっていた敵・オーストラリア人と遭遇。試合前なのでお互い、自国が勝つと信じ切っていたが...結果はご存じのように、日本の負け。

オーストラリアサポーターの秀逸だったパフォーマンスは「相撲取り」。暑い暑い日だったというのに、頑張っていました。サポーターのユーモア度、パワフル度に於いても、日本は負けていました。

日の丸の砂絵を制作中のカイサースラウテルン市民。感謝の気持ちがこみ上げた。でも、負けちゃった!


   

「Heidelberg」

試合翌日、ドイツ最古の大学都市ハイデルベルクへ移動。町の真ん中を流れるネッカー川そばにあるヘミングウェーズ・カフェでひと休み。インテリゲンチアな香りが漂う素敵なカフェだった。

女性用トイレのドアにかかっていたこの絵は70年代の香りが・・・。
哲学者たちが思考しながら散歩したという「哲学者の道」(健脚者向きの坂道)を散歩。しかし、名前とは裏腹にブルジョワジーの香りが濃厚だった。

   

「Rothemburg」

中世の面影を残すローテンブルクには観光用のこんな馬車が走っている。

家はおとぎ話に出てきそうなこんなカラフルなかわいらしさ。
食料品店の店先に並んだ果物類。こんなに暑いのに大丈夫か?と心配になった。

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「Heinsheim」

宿泊したのはハイデルベルクから60キロほど東にある小さな町の、小さな城ホテル。気持ちのいい時間を過ごした。


   

「Praha」

14日、ローテンブルクから約400キロを突っ走り、チェコの首都プラハに到着(夜9時過ぎ)。美しい装飾のある建物に囲まれた旧市庁舎前広場はワールドカップのイヴェントスペースになっていた(チェコも出場していたからね)。(写真はすべて旧市庁舎広場)


   

「Praha」

プラハ城近くにある聖イジー教会はこぢんまりしていて素敵だった。壁にうっすらと残っているフレスコ画もとてもいい。聖ヴィート大聖堂裏で休憩を取る修復作業員(と思われる)女性3名。


   

「marianske-Lazne(Marienbad)」
ピールセンビールの故郷、プルゼニュのビール博物館を訪れて付属のレストランで食事。そのとき飲んだ生ビールのおいしかったこと!博物館の中にあった記念写真用ボード(顔のところに穴が開いているやつ)撮影では徹君の演技力が光りました。
温泉のでる保養地、マリアンスケーラズーニェにある建物(ホテル)はどれも絢爛豪華な装飾があや取られている。かつてはブルジョワジーの集う金持ち専用の保養地だったのだろうが...この街で見かけるのはドイツからやって来た老人の団体客ばかり。ここへ行ってから分かったのだが、ここはアラン・レネ監督の映画『去年マリエンバードで』に登場する、マリエンバード(ドイツ語のこの町の名前)だったのである。思いがけないいただきものに遭遇して、幸せな気分になった。

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「Nurnberg」

クロアチア戦前日、ニュルンベルクへ入る。対戦相手クロアチアサポーターたちの見事ないでたちをご覧あれ!負けている、完全に日本サポーターは負けている。

上から下まで、大きなものから小さな装飾品に至るまで、見事な白赤の市松模様に身を包んだクロアチア人がニュルンベルクの街中にいっぱい! この統一感には感動した。日本はもっとヴィジュアルを考え直さねばならぬ・・・と痛感したのであった。試合は引き分け。日本選手よ、よくやった!と選手のことは褒めるけど、サポーターのこと(私も含む)は褒めることができない。

   

「Nurmberg」

スタジアムへ向かう道で、日の丸と市松模様のフェースペインティングを施される人に遭遇。ドイツ人だろうか?

スタジアム脇には記念撮影用のこんなステージも準備されていて、日本サポーターたちが入れ替わりに撮影をしていた。オーストラリア戦と同じように暑い暑い日でした。

   

「Ulm」

ニュルンベルクから南ドイツのウルムへと移動。町の古い一角はドナウ川へと注ぐ小川が流れていて、それに沿って古い家並みが続いている。

見つけたホテルの部屋は、とてもラブリー。窓から見える風景はこんな感じ。風が吹き抜ける部屋はやっぱり気持ちがいい。
ホテルの朝食室の壁に飾ってあったさまざまな古い額縁。素敵なインテリアだった。

   

ウルムから東へ走り、夕刻、フランス・ストラスブールへ到着。カテドラルが美しい。

見つけた部屋はウルムとはうってかわって、こんなに重苦しい感じ。
窓を開けるとこんな風景が見えた。ホテルの内部かと思ったら、道を隔てた一般家庭の窓。おじいさんが迷惑そうな顔をして窓を閉めた。

   

ストラスブールから約500キロを走り、宿泊先のエッセンに到着。明日試合があるドルトムントまでは40キロも離れているが、ここしかホテルが取れなかったのだ。

   

「Dortmund」

町の中心に作られたパブリック・ビューイングの広場でこんな風景を目にした。オレンジ色ケープ姿の王様はいったいどこのサポーター?

ブラジル人が持ち込んだロナウドのペーパードールに日の丸ワッペンがついたジャンパーを着せてご満悦な徹君。
スタジアムで私の前にいた男女のカップル。このころはまだ日本が一点リードしていたんですけどねえ...。

   

「Antwerpen」

西へ走り、オランダを抜けてベルギー・アントワープにきてみたら、ドイツやチェコとは違うこんな街の風景。こぢんまりした街の様子が気に入って、2泊することに決定。

運良く、庭に面したテラスのある部屋をゲット(Hotel Rubens)。部屋のインテリアも女らしい優しい感じ。
朝食のテーブルセッティングもこんな具合に女らしい。
王立美術館で見たルーベンスとポール・デルヴォーの作品。いい美術館だった。


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